脇の汗は、精神的な緊張や、温度、運動などによってもたらされますが、それが脇のニオイの元となったり、洋服に汗ジミをつくる原因となったりするのはいやなものです。湿っているくらいならともかく、冬でもしたたり落ちるほどでは、どんな洋服でもOKとはいかず、制約のある着こなしをしなければなりません。このように汗をかく量が人より多い人は多汗症といいます。

 このような多汗症は、かつては手術をしなければ治りませんでした。それが、今ではボトックス注射を打つだけで可能となりました。ボトックス注射は、多汗症が気になる箇所に何カ所か注射するだけで済みます。手術の傷が残る心配をすることもなく、治療することができます。治療時間も15分から30分程度と短時間で済み、通常、3、4ヶ月、長くとも半年位、効果が持続します。

 確かに手軽で、とりかかりやすい治療ではありますが、完治するわけではないので、効果を持続させたい場合は、効果が切れたときにボトックス注射をし続けることになります。このボトックス注射はテレビでも取り上げられました。フジテレビで火曜日7時からオンエアされている「カスペ!」です。マリーアントワネット〜女のウワサ〜で南海キャンディーズのしずちゃんが番組中で注射を受けました。麻酔テープを30分間はり、行われていたこの注射の費用は、両脇で約7万円とのことでした。